Aloha!
今や私たちの生活には欠かせない携帯電話。
留学に出発した後も、もちろん日本で使っていた時と同じようにいつでもどこでも使いたいですよね。
現地で携帯電話を買うのか、日本で買ったSIMフリーの携帯を持っていくのか・・・少し考えるだけで様々な方法を思いつきますが、実際には一体どの方法が一番良いのでしょうか?
HECスタッフが数多くの学生さんをお送り出してきた経験をもとに、まとめました。
方法その① 日本の携帯をそのまま使う
アメリカではスーパーや学校、レストランなど至るところでWi-Fiが使えます。
日本の携帯をそのまま持って行ってWi-Fiに繋げばLINEも使えるため、携帯をわざわざ買い替えなくても生活に不便はなさそうです。
さらにソフトバンクの「アメリカ放題」のようなプランに加入していれば、電話の通話もデータ通信も使い放題。
新たなスマホやSIMを買う必要もなく、面倒な手続きがいらないのでとても魅力的です。
★メリット
・新たな機種やSIMカードの購入代がかからない
・使い慣れた携帯をそのまま使える
・電話番号が変わらないので日本と連絡が取りやすい
・日本宛てとアメリカ国内の通話、データ通信、SMSが利用し放題(※ソフトバンクアメリカ放題の場合)
・料金プランが日本国内ものなので分かりやすく何かと安心
★デメリット
・電話を受ける側がアメリカ放題を利用していないと相手に高額な料金がかかってしまうことがある
・アメリカの電話番号が必要な手続きがあるときに困る
(フードデリバリーサービスの利用時や賃貸契約など)
・911(アメリカの救急電話)にかけることができない
とくに短期滞在の場合、携帯の準備に余計なコストがかからないので便利に過ごせそうです。
ただし現地でアメリカの携帯を持っている人と連絡を取るときに相手側に高額な請求がかかってしまう場合があるので注意しましょう!
またアメリカではLINE等のアプリよりもSMSとよばれる電話番号のショートメッセージのやりとりが主流です。
①の方法だとアメリカの電話番号がないためSMSのやりとりが出来ません。
コスト面では非常に優れている方法ですが、現地の人と連絡を取る際に少し不便を感じる場合があるかもしれませんね。
また日本の110や119のような消防・救急等の番号「911」に掛けられないという点も注意が必要です。
方法その② 現地で新たに携帯電話を購入する
アメリカに到着後、アップルストアや携帯ショップで新たに機種を購入するという方法もあります。
①で挙げたデメリットである現地の電話番号も取得でき、救急電話も掛けられます。
★メリット
・アメリカの電話番号が取得できるため、現地のサービスを受ける際に困らない
・最新機種が手に入る
★デメリット
・原則日本語のサポートが受けられないので、すべて英語で契約する必要がある
・アメリカでクレジットヒストリーや社会保障番号(Social Security Number)がない留学生は、機種代のほかに高額なデポジット(保証金)の支払いが求められる
最新のiPhoneを購入する際、アメリカで買うとお得なのでは?というイメージがあるのですが
実は私たちのような外国人はアメリカでのクレジットカードの履歴など信用履歴がないため、高額なデポジットを別途払う必要があります。
日本で入荷待ち等でお目当ての機種が買えない場合など最新機種を確実に手に入れたいときには良いですが
出来るだけお金を抑えたい方、万が一の破損や紛失、トラブルが起きた場合に日本語でサポートが欲しい方にはあまり向いていないかもしれません。
方法その③ 日本でアメリカのSIMフリー携帯・SIMカードを購入する
SIMフリー携帯を日本で準備し、現地のSIMカードを利用する方法もあります。
この場合SIMカードは事前に日本でも購入が可能なので事前購入がおすすめです。
現地のスーパーや家電量販店、Amazonでも購入することも可能ですが
万が一のときのサポート体制が整っているのは、日本の正規取扱店で購入する方法です。
★メリット
・日本で購入した携帯で、アメリカの携帯電話番号を取得できる
・日本で購入、渡航までに登録作業ができるので安心
・正規取扱店で購入すると、渡航後も日本語サポートが受けられる
★デメリット
・お使いの機種によってはSIMロックの解除が必要、場合によっては使用が出来ないこともあるので事前の確認が必要
・SIMロック解除の際に日本の携帯電話会社にて手数料がかかる場合がある
・動作確認、購入後の必要な設定は自分で行う必要がある
・日本の電話番号は使わなくなるので、現在日本で利用中のプランは解約または休止の手続きが必要
最後は日本で携帯電話もしくはSIMカードのみ購入する方法があります。
HECを通じて留学する学生さんは、この方法を取るかたが一番多いです。
この方法の最大のメリットは、日本にいながらアメリカの携帯電話を事前に準備ができる点です。
また海外携帯電話の正規取扱店で機種またはSIMカードを購入すると、日本語のお問い合わせ窓口がありますので
日本語で料金プランや機種の説明が受けられます。
日本語でも難しい携帯電話の契約が日本語でできるのであれば、それに越したことはありません。
どの方法がベストかは、ご状況や携帯電話の利用頻度、目的などによって異なります。
今や私たちにとって携帯電話は手放せない大切なツールですので、しっかりと準備をしたうえで留学へ出発出来るように事前の下調べ、準備がとても大切です。
ご自身の携帯電話をどのように準備するかは、手続きを進めていくなかでHECの担当カウンセラーがアドバイスいたしますのでご安心くださいね!
Mahalo!