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カピオラニコミュニティカレッジ、ハワイ大学マノア校

【留学中の学校/大学】

Kapiolani Community College ⇒
University of Hawaii at Manoa, Master of Social Work専攻

【滞在方法】

ワイキキのコンドミニアムで一人暮らし

【留学期間】 2014年5月~

なぜハワイへ留学しようと思いましたか?

実は以前、JICA青年海外協力隊として、ミクロネシア連邦共和国に2年間「環境教育」という職種で派遣されていたことがあります。そこで様々な問題にぶつかるたびに学問の大切さを痛感し、南大洋州の環境問題の勉強をもっときちんとして知識を得るとともに、大学院でMA(修士号)を取りたいと思うようになりました。調べたところ、そのような学問はハワイ大学の大学院が一番強いと分かって、ハワイに留学することを決意しました。

留学をして一番良かったと感じたエピソードや体験を教えてください。

学校の教授やアドバイザー、カウンセラーなど、たくさんの素晴らしい方々にハワイで巡り合えたことです。その方たちのアドバイスを元に、本当に自分が学びたい学問を見つけることが出来ました。今は、当初の目標のEnvironmental Management学科ではなく、Social Work学科で学んでいます。環境も守りたいけれど人を守ることも大切にしたい、と思っていた私の希望にぴったりの学科を、ハワイで出会った方たちが教えてくれたのです。

実はハワイ大学大学院のEnvironmental Management学科は、日本にいる時に受けて一度落ちてしまっていました。それでも教授から「Under Gradの単位が足りないから、とかくハワイに来て、必要な単位を取ることから始めなさい」とアドバイスをいただけたので、とりあえず渡ハワイして、KCCで単位を取り始めてしまいました。 そのKCCで、アドバイザーやカウンセラーの方々が親身になって相談に乗ってくれ、EnvironmentalManagementに限らず、様々な学科や学問の可能性を提示してくれました。その一つ一つを調べるうちに、Social Workの方が、私がこの先関わっていきたい仕事にずっと近いことに気付いたのです。そこで改めて、UH大学院のSocialWork学科の試験を受け、合格することができました。大学院の合格通知もないうちに渡ハワイするのはやはり不安でしたが、思い切ってハワイに来なかったら、Social Workという素晴らしい学問に巡り合えることもなかったと思うので、まずは来てしまって本当によかったと思っています。授業や課題、実習などは大変ですが、今は毎日の勉強が本当に楽しく、留学することの醍醐味と幸せを、日々実感しています。

ハワイではどのようなことを学びましたか?

自分よりも他人をまず思いやるという気持ち、そして年長者や障害者を敬う心持ちでしょうか。ハワイには、昔ながらの伝統にのっとった暮らし方をしている方たちがたくさんいます。そして家族をとても大切にします。そういった生活習慣や心のゆとりが日々の暮らしに現れるからか、こちらの人たちは、知り合いかそうでないかに関係なく、周りの人にとても優しいように感じます。また日々の生活の中では、特にお年寄りや障害を持つ人に対して、あたたかく接している風景によく出会います。小さなことかもしれませんが、私個人の経験で言えば、バスの列でニッコリと順番を譲ってくれたり、エレベーターで「おはよう!」と声をかけてくれたり、こちらの人たちの心のゆとりや優しい愛情を感じることが多々あります。これは日本人である自分も、ぜひ見習いたいな、と思っています。

ハワイを留学先としてほかの人にもお薦めしたいですか?

ぜひおすすめしたいですね。ハワイは歴史的に、とても様々な民族が住み着いている地なので、日本では感じられない、民族的なDiversityを日々感じることが出来ます。これは、学校では学ぶことの出来ない、とても大切で実践的な勉強だと思います。ただ、自分が本当に「勉強したいんだ!」と思って来ないと、ハワイ特有のさまざまな誘惑に惑わされてしまう可能性はありますね(笑)。

HECのサポートはご満足いただけましたか?

満足以上です!!とにかく、感謝の気持ちでいっぱいです。何よりも、スタッフの方々の暖かいお人柄と熱意は、何物にも代えがたいと思います。学校に提出する煩雑な書類の完璧なフォローアップに加えて、的確なアドバイスやタイムリーな励ましの言葉など、単なる「お仕事」の枠を超えて、心を込めて支えていただいた、と感謝しています。同時に、スタッフのほとんどの方がハワイのCollegeかUniversity出身なので、現地の情報にも精通していらっしゃり、こちらの疑問に対する回答もとても的確でした。また、合格するまでにとどまらず、ハワイに来てからも保険のことや授業のことなどでフォローしてくださり、今でもサポートいただけているのは本当に心強く、頼もしく思っています。

これからの夢を教えてください。

出来ればハワイで、Socialworkerとして社会的弱者と呼ばれる方たちをサポートしていきたいと思っています。観光で訪れるだけの方には見えにくいと思うのですが、ハワイ州には、Homelessや低所得者層など、個人では解決が難しい問題に直面している人たちがたくさんいます。そういった方たちの問題に共に向き合っていくのもちろん、日本語がわかるという強みを生かして ハワイに住む日本人の方たちが抱える多くの問題を解決すべく、多方面で活動していきたいと思います。

これから留学される方へ事前に準備しておくべきことや
応援メッセージをお願いします。

留学は、今後の人生において間違いなく大きな影響を与える素晴らしい経験だと、今実感しています。ただ、実行する前に自分が何を学びたいのかを、出来るだけ具体的に考えておくことが、留学後の生活をずっと楽にしてくれると思います。ハワイに限らずアメリカの学校は、専攻もクラスも何もかも、自分で選んで選択することが当たり前になっています。大枠のカリキュラムが決まっていてそれに従ってクラスに出ていればいい、ということはなく、膨大な数のクラスの中から、ひとつひとつ自分で選ばなければいけません。自分が学びたいことが分かっていないと、どのクラスを選択したらいいかがわからず、非常に大変な思いをすると思います。もちろん、スクールカウンセラーの方たちはとても優しく、忍耐強く相談に乗ってくれますが、何をおいてもまず、「あなたは何が学びたいの?」「どうしてそれが学びたいの?」「どうしてハワイなの?」などという基本的な質問に答えられなければ、カウンセラーの人たちもお手上げになってしまいます。漠然と「留学したい」という思いを持っているとしたら、次に、自分は何を学びたいのか、それはなぜアメリカなのか、あるいはなぜハワイなのか、ということを、一度じっくり考えてみることをお勧めします。そうすれば、留学生活はとても実りある、意義深いものになると思います。

 

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